Karel Zeman: Adventurer in Film
撮影クルー来日

先日のプラハでのKAREL ZEMAN MUSEUM オープンに続き、新作ドキュメンタリー映画がいよいよ公開されます。
2014年8月6日、映画の撮影クルーが日本での撮影のため来日しました。
チェコ蔵は彼らの撮影コーディネイターとして全面協力。スタッフとして撮影に同行しました!

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『映像の魔術師』として世界中のアーティスト達、日本でも勅使河原蒼風、安部公房をはじめとする偉大なアーティスト達を今なお魅了し、多大な影響を与え続けているチェコ・アートアニメの最高峰、「カレル・ゼマン」。彼の残した沢山の作品の中でも「水玉の幻想」(1949)や「悪魔の発明」(1958)は伝説的作品として語り継がれています。


unnamed.jpgunnamed-18.jpg日本でのカレル・ゼマンの認知度は世界でもトップクラスの高さです撮影クルーはまず、そんな日本の中心地、東京の新宿都庁やエキセントリックな都内の実景等をカメラに収めていました
撮影期間は4日間、ややタイトめなスケジュールで撮影は滞りなく進みます。



写真 1 (1).JPG小野耕世氏へのインタビュー
2日目と3日目は映画評論家であり、海外コミックやアニメーション研究家の『小野耕世氏』、そして国内外の様々なアニメーション映画祭において最高賞を受賞されているアニメーション作家の『山村浩二氏」へのインタビューの撮影に費やされました。
お二方とも、お忙しい合間を縫って快くインタビューに応じていただきました。

小野耕世氏blog:
http://onokosei-biography.blogspot.jp/2013/07/blog-post_12.html
山村浩二氏HP:http://www.yamamura-animation.jp/


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4日目は箱根へ向かいました。あいにくの天気のため『富士山』は臨めませんでしたが、映画製作の成功祈願もかねて箱根神社を訪れ、念願の温泉でゆっくり旅の疲れを癒しました。






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撮影クルーのひとりが今回の撮影前、長野の朝日新聞ローカル版の取材を受けたそうです!








2015年9月某日、プラハ7区Holešovice の「JATKA78」で開催された、プレス向け試写会の模様です。

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JATKA78は、プラハ7区の広大な敷地に建つかつての屠殺場が閉鎖された後に改装して作られた、全く新しいインディペンデントで実験的な芸術のための空間です。プロデューサー、ディレクター等スタッフらと久々の再会、映画の仕上がりもとても見応えのあるものでした。
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日本での公開が待たれます!!











[Karel Zeman : Adventurer in Film] Trailer

カレル・ゼマンミュージアムのホームページでチェコ蔵が紹介されています!

Vynalez_zkazy_KAREL_ZEMAN_1958_JAPANm.jpgVynalez_zkazy_KAREL_ZEMAN_1958_JAPANm.jpg詳しくは画像をクリック!

プラハから300キロ離れた、チェコ東部の町ズリーン(ZLÍN)にかつてカレル・ゼマンや、ヘルミーナ・ティールロヴァーといったチェコアニメの巨匠達が所属していたアニメーションスタジオがあり、かつて巨匠たちの作品制作に使われた様々な素材がそのまま大切に保管されています。

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